浅間山観音堂と惣門・二天尊像

鬼押し出し園
白糸の滝

1783年(天明3)7月8日の浅間山の大爆発で噴出した溶岩流が凝固したもの

2013年9月

緑の樹木がたくわえた浅間山の地下水が白糸の滝となって この景観をつくり
休むことなく 千曲川に流れ信濃の国土をうるおしています(軽井沢町より)



高さ3m 幅70mの白糸の滝
川の水が流れ落ちている滝と違って 地下水が岩肌から湧き出て糸状に幾重も
降り注いでいる

ホツツジ

ヤマハハコ

クジャクチョウ

鐘楼堂

地下水が岩肌から湧き出ている

2013年9月

鬼押し出し園から望む浅間山

浅間山の噴火 天明3年(1783年) 7月8日(旧暦)

4月 鳴動が始まり 大地は鳴り響く。その後 何度となく爆発 振動がおこる
7月に入り噴火活動は最高潮に達した
7日の夕方から激しい噴火となる。7月8日前夜の鳴動もますます激しくなり
夜が明けても空一面黒煙に包まれ 夜のように暗かった。

そして午前10時頃
浅間山が光ったと思った瞬間 真紅の火炎が数百メートルも天に吹きあがると
共に大量の火砕流が山腹を猛スピードで下った。
山腹の土石は溶岩流により削りとられ土石なだれとして北へ流れ下った。
鎌原村を直撃した土石なだれはその時間なんとたったの十数分の出来ごとだった。
この噴火の際 最後に流出したのが鬼押溶岩流である。 (浅間山噴火史より抜粋