武勇の神様とされる経津主大神(ふつぬしのおおかみ)を筆頭に14柱の
神様がまつられ勝運 厄除 交通安全 商売繁盛 学問 縁結びなど様々な
ご新徳で信仰されています
中でも木花耶姫命(このはなさくやひめのみこと)が祀られていることから安産
子授けの神様として広く知られている
伊耶那岐命(いざなぎのみこと) 伊耶那美命(いざなみのみこと)も祀られている
雛のつるし飾り
桃 邪気 悪霊を退治し長寿を願う
うさぎ 赤い目の兎には呪力あるとされ神様のお使いとも言われている
犬 安産の守り神
俵ねずみ 大黒様のお使いで金運と霊力がある
鶴 亀 長寿の象徴
金魚 赤は魔よけの色
徳川美術館開館60周年記念(有職雛狩衣姿)
尾張徳川14代 義勝夫人となった貞徳院 矩姫(かねひめ)所用の有職雛人形を
史上初めて原寸大で復元した内裏雛一対
次郎左衛門雛(じろうざえもんびな)
江戸中期 京都の人形師 次郎左衛門が作り出したもので丸い顔と引き目 鈎鼻の
典雅な面ざしが特徴
江戸のお雛様(古今雛・こきんびな)
明和(1764〜 1772)の頃 江戸上野池之端の大槌屋が十軒店の人形師 原舟月に顔を
彫らせたのが始まり 金糸や色糸を使った豪華で色鮮やかな装束に浮世絵美人風の近代的な
美貌が特徴
有職六番親王雛
宝暦(1751〜1764)の頃から京の都で作られた
公家の装束を有職故実に基づいて作ったもの 朝廷の装束を担当した高倉家や
山科家で衣服を整えたので高倉雛や山科雛とも呼ばれる